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屋久島ビギナートレッキング春美人の旅〜佐賀県編〜

昨年の”山ガール”ブーム到来により、「山登り(トレッキング)=過酷」というイメージもずいぶん払拭され、身近に感じられるように。とはいえ、興味はあるものの”第一歩”を踏み出せずにいる方も多いはず。今回は、そんな「初心者」の方でもチャレンジしやすい屋久島でのビギナートレッキングをご紹介します。

神秘の島「屋久島」の魅力

九州は、まだまだ自然がいっぱいの場所。中でも、「屋久島」はご存じの通り 1993 年に世界遺産に登録された樹齢 7,200 年といわれる縄文杉をはじめ、屋久杉でも有名な島自体が「自然遺産」という魅力ある場所。約 500 平方キロメートルと東京 23 区と同じくらいの面積で、車でおよそ 2 時間で一周できるほどの大きさです。この小さな島の中には、九州最高峰(1935m)の宮之浦岳をはじめ、1,000 メートル超級の山々が 46 もあり、そのうち九州高峰上位 7 位がここ、屋久島に集中しているのです。この地形が生む気候は亜熱帯から亜寒帯まで含み、まさに九州から北海道までの気候がこの小さな島にギュッと凝縮されているようなもの!この生態系で育まれた 1,500 種もの植物や約 40 種といわれている個体種などを有していることから、”東洋のガラパゴス”と称されるのも頷けます。

屋久島トレッキングを楽しむ心得

まずは、屋久島の基礎知識をちょっとだけ学びましょう。

気温 ポイント
1・2 月 8℃〜14℃ 南の島とはいえ、2,000m 近い高所では雪が降ります
3月 11℃〜14℃ 街全体の気温は徐々にアップ。下旬には、「木の芽流し」と呼ばれる雨季に
4月 14℃〜20℃ 雨季はまだまだ継続中
5月 17℃〜24℃ 5月になると晴天の確立がアップ。ウミガメの産卵期を迎え、ベストシーズンの幕開け
6月 20℃〜26℃ 1 年で最も降水量が多くなる時期で、30年平均でも 700mm 近い雨量を観測「ウミガメ観察会」が毎日開催されています
7・8 月 23℃〜30℃ 気温は 1 年で最も高くなる 7・8 月。降水量も 6 月より落ち着き、300mm超に。7 月下旬には台風シーズンに入るので要注意。「ウミガメ観察会」は 7 月末で終了します
9月 22℃〜28℃ 台風により再び降水量が増加。天候不良が多くなるため、トレッキングにおける決行判断には要注意
10月 18℃〜24℃ 台風シーズンも終息。晴天に恵まれるチャンスも増え、温暖で過ごしやすい季節の到来!
11月 14℃〜20℃ 天候が安定し、晴天が多い時期。ただし、日照時間が短くなるので要注意
12月 10℃〜16℃ 高所では積雪を観測されるようになる時期。下旬には、ふたたび「木の芽流し」が到来

こうしてみると、「ウミガメの産卵」を観たい方は 6・7 月に、あまり天候の変化を気にせずにトレッキングしたいという方は 10・11 月が狙い目の時期といえますね。

「ウミガメ観察会2011」詳しくは→URL:http://umigame.refire.jp/index.html

こんな特別な場所だからこそ、ビギナーにはうってつけの場所でもある屋久島とはいえ自然を侮ってはいけません

屋久島トレッキング基礎知識

トレッキングは、難しいものではありません。でも、”ハイキング気分”で挑むと危険に見舞われること必至。自然と対峙することが必要とされるトレッキングだからこそ、そして独特な顔を持つ屋久島の自然を楽しむためにも、以下の「初心者の心得」を頭に入れて準備をしましょう。

その1.
「必ず雨が降る!」と思うこと「一週間に 7 日は雨が降る」と言われる屋久島のお天気。だから「絶対に雨に降られる」と思って準備すること。雨に濡れても平気なシューズはもとより、レインウェアは必須。
さらに、雨に濡れた冷えた体を保護する防寒、保温効果のあるアンダーウェアの装着も考えておきましょう。

その2.
大自然の中には、売店はありません。ですから、ちょっと喉が渇いた、お腹が減った、といってもすぐに手に入れることは不可能。水場があるコース、ないコースとまちまちなので、水場を見つけたらいつでも補給できるように、水筒を用意しておくこと。また、トレッキングは、平坦な場所を歩くウォーキングと違い、思いのほか体力を消耗す万全を期すことるもの。エネルギーはもとより、塩分、糖分、ミネラル分などの補給も重要です。ダイエット中の方も、このときばかりはチョコレートやナッツ類など「高カロリー」食を持っていきましょう。

その3.
自分にあったコースを選ぶこと前述のように、亜熱帯から亜寒帯まで含む屋久島ゆえに、初心者向けから上級者向けまでさまざまなコースが楽しめるのも、この島の魅力です。

気になる屋久島スポット Pick up!

平内海中温泉

平内海中温泉

海岸に面し、干潮前後約2時間のみ入れるという大変珍しい天然の露天温泉。男女混浴!そして、更衣室はありません。屋久島に行ったからには、ぜひチャレンジしてほしいスポット!?ちなみに、入泉料は”志100 円”です。お出かけの際は、干潮予定時間のご確認を。

DATA

<所在地>
鹿児島県熊毛郡屋久島町
<アクセス>
宮之浦港からバスで約 80 分
<泉質>
単純硫黄泉
<効能>
リュウマチ・神経痛・婦人病